社会性ありあり〼
個は小さく、群れは世界をつくる。
アリの社会性を通して、個と群れ、自然と人間、AI時代の共同体を考える一次創作IP。
Socialty, Very Ant. は、アリの生態・社会性・巣の構造をもとにした一次創作IPです。
アリたちは、可愛いキャラクターでありながら、ただ人間の服を着た虫ではありません。その身体、役割、巣、フェロモン、触角、労働、繁殖、死、環境への適応には、人間とは異なる社会の仕組みが刻まれています。
この作品では、アリの社会性を、人間の文化の形を借りて描きます。服は役割であり、建物は巣であり、儀礼は共同体を保つ行為です。
描きたいのは、強い個人が世界を支配する物語ではなく、小さな存在たちがそれぞれの感覚や役割を持ちながら、ゆるやかにつながって世界を動かしていく物語です。
アリの群れには、単純な中央集権とは違う知性がある。女王アリは存在するが、女王がすべてに命令しているわけではない。たくさんの小さな反応がつながり、流れとなり、社会となる。
虫の擬人化であり、社会の寓話であり、分散的な知性の絵であり、人間と自然とAIのこれからを考えるための一次創作。
ARICOは、Socialty, Very Ant. におけるありちゃん諸語の祖語です。アリの社会性、巣の構造、匂いによる経路共有、仲間認識、幼体保護などをもとに設計された、少語彙・高密度・状態志向の人工言語です。
ARICOは、個体の感情を告白するための言語ではありません。群れの状態を確認し、伝え、流れを保つための言語です。音声だけでなく、補助口器、触角、匂いの情報が重なる多層通信体系を持つため、文字に残されたARICOは常に不完全です。
クロオオアリの巣を日本家屋として再構築した世界観断面図。建物は住居であると同時に巣であり、服は装飾であると同時に役割。御簾や帳は権威の演出であると同時に、フェロモンの膜。中央に大きな屋敷があり、女王のいる御簾の奥には、直接触れられない濃いフェロモンの気配がある。





